第15号:平和研究(1990年11月刊)

作品概要

●巻頭言

越田稜「科学と平和」

 

●特集

武者小路公秀「科学技術と平和―現代文明の危機を超えるために―」

豊田利幸「科学技術と国家」

増田祐司「世界経済システムの転換と変容する世界技術秩序―産業技術の国際的展開と戦略提携―」

馬場憲男「地球環境問題―開発から、そして人権へ―」

槌田劭「科学技術社会における生活―生きる主体の自立性とその喪失―」

安斎育郎「科学と生命」

佐竹眞明「近代化と伝統的技術・産業―フィリピンの塩辛・漁醤生産を例として―」

 

●自由論稿

竹村卓「非武装中立の再検討―コスタ・リカの事例を中心として―」

R.アレキサンダー「世界システムの縁辺から見た安全保障―新しい安全保障概念をもとめて―」

高柳彰夫「NGOの開発教育・アドボカシー活動と政府援助」

 

●講演

ヨハン・ガルトゥング「東欧1989年秋 何が、なぜ起こったのか―理論的スケッチ―」

 

●学会動向

佐藤幸男「オセアニアにみた平和学―オーストラリア・ニュージーランドの主要大学を中心として―」

 

●書評

岩田賢司「ペレストロイカと社会主義」(溪内謙著『現代社会主義を考える―ロシア革命から21世紀へ』、和田春樹著『私の見たペレストロイカ―ゴルバチョフ 時代のモスクワ』、下斗米伸夫著『ゴルバチョフの時代』、中山弘正編訳/ユーリー・マリツェフ、イーゴリ・オレイニク著『ペレストロイカと経済改革―ソビ エト経済のパラドクス』、加藤哲郎著『東欧革命と社会主義』)

平尾桂子「平和教育」(越田稜編著『アジアの教科書に書かれた日本の戦争・<東アジア編>』、『同<東南アジア編>』、木村宏一郎編著『資料 生徒と学ぶ日本のアジア侵略』、石附実・鈴木正幸編『現代日本の教育と国際化』)

先崎健(進藤榮一著『現代紛争の構造』『現代の軍拡構造』『非極の世界像』)

北沢洋子(猪口邦子著『戦争と平和』)

朴一(佐藤幸男著『開発の構造』)

宮永昌男(ケネス・E.ボールディング著、高村忠成・山崎純一・花見常幸他訳『トータル・システム―ニューアカデミーの確立―』)

川原彰(古城利明編『世界社会のイメージと現実』)

森川純(アグネス・チャン、ルベン・アビト著/解説 村井吉敬『アジアのことが気にならないあなたに』)

磯村早苗(J.ガルトゥング著、高柳先男・塩屋保訳『平和への新思考』)

 

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