第11号:日本型管理社会と労働(1986年11月刊)

作品概要

●巻頭言

岡本三夫・近藤昭雄「管理と解放」

 

●特集1【日本型管理社会と労働】

嵯峨一郎「管理社会の中の労働者」

小野木祥之「東南アジアの労使関係」

岡村親宜「災害的環境の中の労働者」

加藤佑治「不安定就業労働者をめぐる問題―いわゆるME化の急進展との関連で―」

 

●特集2【核時代の平和と第三世界】

内藤酬「核時代の思想史的諸問題―平和の思想的根拠を求めて―」

高尾利数「解放の神学―キリスト教を批判的に継承する視点から―」

山田経三「解放の神学―第三世界の民衆との連帯を求めて―」

徐洸善「解放神学と韓国の民衆」

友永健三「差別撤廃と恒久平和への道」

 

●特集3【アパルトヘイト】

北沢洋子「アパルトヘイトへの日本の加担」

楠原彰「アパルトヘイトを突き崩す力―子ども・学生・若者のたたかいを中心に―」

勝俣誠「経済と良心の狭間で―今南アフリカ経済を考える」

伊高浩昭「今こそ報道すべき人権の飢餓」

浦野起央「アパルトヘイト―歴史的文脈から―」

森川純「日本・アフリカ関係研究ノート―日本・南ア連邦関係史への一視角―」

 

●国際会議動向 

滝田賢治「第27回ISA年次大会」

日本平和学会編集委員会「IPRA第11回総会」

 

●書評

服部学(広島平和文化センター編『平和事典』)

西川潤(植松忠博著『地球共同体の経済政策―絶体的貧困とBHN開発戦略、国際社会保障―』)

荒井信一(大沼保昭著『東京裁判から戦後責任の思想へ』)

臼井久和(ディーター・ゼングハース著、高柳先男・鴨武彦・高橋進編訳『軍事化の構造と平和』)

 

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