作品概要
●巻頭言
川端正久「アフリカの飢餓を考える」
栗野鳳「会長挨拶」
●特集1【戦後史におけるヒロシマ・ナガサキ】
福島新吾「原爆情報の疎外」
立花誠逸「核戦争の危機と民衆―西ヨーロッパ平和運動の再生要因」
松元寛「ヒロシマとナガサキ―その意味を考える視角」
西川潤「平和と開発―『広島・長崎・沖縄』の意味」
●特集2【アジアの平和秩序のために】
前田哲男「非核アジア・太平洋への接近」
村井吉敬「“開発”と社会変容―インドネシアの“開発”と抑圧の構造」
●特集3【平和研究の現段階と平和学の課題―『平和学―理論と課題』をめぐる誌上討論―】
伊東壮「平和運動の一実践者として」
行宗一「『草の根』のための活用を」
鈴木沙雄「平和研究は『学』化を急ぐべきか」
高榎尭「平和学―“技術による平和”への疑問」
元永定正・川端正久「平和と芸術―対談:『平和学』をめぐって」
熊倉啓安「『講座 平和学』に期待すること」
嶋崎譲「『講座 平和学』を読んで」
●論稿
服部学「科学技術と平和―進行する科学技術の軍事化」
●講演
J.S.マトゥール「ガンディーの平和思想と現代」
●国際会議動向
大西仁「The Conference on Peace and Transformation in the Asia-Pacific Region(シンポジウム:アジア・太平洋地域における平和と変革)」
●学術会議動向
和田英夫「『平和問題研究委員会』報告」
●資料
グレン・フック「Peace Research Bibliography(3)」
日本平和学会の研究会活動
進藤栄一「1984年春季大会についての報告」