第4号:平和運動の理論と行動(1979年6月刊)

作品概要

●巻頭言

鈴木沙雄「記者にとっての平和研究」

 

●特集1【平和運動の理論と行動】

斉藤学「社会主義運動と平和」

高橋進「<討論>後発の異質システム」

宮田光雄「キリスト教平和運動の思想」

和田春樹「<討論>韓国におけるキリスト者の平和運動」

馬場伸也「戦前日本の秘話運動と思想」

栗原彬「<討論>日本型の平和の意味論」

日高六郎「戦後日本の平和運動」

北西允「<討論>原水禁運動の軌跡」

大田昌秀「<研究ノート>沖縄の平和思想について」

鎌倉孝夫「<論稿>経済と軍事―一つの覚え書」

 

●特集2【国連軍縮特別総会】

加藤俊作「国連軍縮特別総会の経緯と展望」

<資料>国連軍縮特別総会における最終文書(外務省情報文化局提供仮訳)

<資料>NGOの日における六つの平和研究所の演説全文(蔵田雅彦訳)

佐藤栄一「<報告>ストックホルム国際平和研究所」

 

●特集3【平和秩序の諸問題】

樋口謹一「ルソーにおける秩序の問題」

山本満「<報告>世界秩序をどう考えるか」

飯坂良明「<報告>人権を基礎とした秩序論の争点」

 

●論稿

松尾雅嗣・森祐二・阿部耕一郎「文献情報にみる軍事問題研究」

 

●海外学界動向

西川潤「ユネスコの『平和研究、平和情報、平和資料の調整と発展に関する専門会議』

山田浩之「PSSI(国際平和科学研究会)の広島大会について」

浮田久子「平和教育のキット作成」

 

●書評

田中靖政(庄野直美・永井秀明・上野裕久編『核と平和―日本人の意識』

エルピディオ・R・サンタ・マローナ(1977NGO被爆問題シンポジウム編集委員会編『被爆の実相と被爆者の実情』)

前田康博(宮田光雄著『平和の思想史的研究』)

前田康博(太田一男著『権力非武装の政治学』)

黒川修司(菊池邦作著『徴兵忌避の研究』)

中原喜一郎(Nobuya Bamba and John F. Howes(eds.) PACIISM IN JAPAN―The Christian and Socialist Tradition)

山岡喜久男(西川潤著『不確定時代の選択』)

 

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