2007年 春季研究大会プログラム

 

大会テーマ「平和学の挑戦-朽ちてゆくデモクラシーの中で-」

 

2007 年 6 月 9 日(土)10 日(日)

場所:早稲田大学14号館

 

 

6月9日(土)

9:00~12:00

 

午前の部

部会Ⅰ

「デモクラシー崩壊の諸相」

司会:君島東彦(立命館大学)

 

報告:鳥井一平(全統一労働組合書記長)

「壊れる人権と労働基準、労使関係-外国人研修生の労働現場から考える-」

 

報告:島袋純(琉球大学)

「分権改革の中の集権化-国境の島々から考える自治と平和-」

 

報告:竹内常一(国学院大学名誉教授)

「学校における自由と民主主義と平和の現在」

 

討論:進藤兵(都留文科大学)

 

自由論題部会1

司会:李修京(東京学芸大学)

 

報告:

木戸衛一(大阪大学)

清末愛砂(大阪大学大学院)

康宗憲(大阪樟蔭女子大学・非常勤講師)

「新たなる植民地主義?-<対テロ戦争>の言説分析-」

 

報告:川久保文紀(中央大学兼任講師)

「移民と国土安全保障-9・11テロ以後のニューヨークを中心に-」

 

討論:前田幸男(国際基督教大学)

 

自由論題部会2

司会:南山淳(筑波大学)

 

報告:森田明彦(東京工業大学)

「表現アートセラピーを応用したリサーチ手法の可能性-人身売買被害者の〈ほんもの〉の語り-」

 

報告:平井朗(フェリス女学院大学大学院)

「平和学の方法としてのエクスポージャー-フィリピン西ネグロス州での実践から-」

 

討論:小川玲子(九州大学)

 

12:00~13:00

昼食 

 

13:00~15:00

分科会 

 

15:10~15:40

総会 

 

15:40~18:30

午後の部

 

部会Ⅱ

ラウンド・テーブル「平和学」には何ができるか

<主旨>

「平和学」のアイデンティティは何か。現在の危機をどのように把握するべきか。平和研究の理論的地平はどこにあるのか。世代と分野をまたいだ議論を展開する。フロアの多くの会員からの問題提起も歓迎したい。

 

司会:佐々木寛(新潟国際情報大学)

 

発話者:

西川潤(早稲田大学)

竹中千春(明治学院大学)

目加田説子(中央大学)

阿部浩己(神奈川大学)

 

18:40~ 

懇親会 

 

6月10日(日)

9:00~11:30

午前の部 

部会Ⅲ

「核とデモクラシー」(14号館401)

司会:高原孝生(明治学院大学)

 

報告:川崎哲(ピースボート)

「核政策と市民社会」

 

報告:鈴木達治郎(東京大学・電力中央研究所)

「技術ガバナンスから見た核問題」

 

討論:吉田文彦(朝日新聞社)

 

 

開催校企画

「開発とデモクラシー」(14号館402)

 

司会:多賀秀敏(早稲田大学)

 

発題:武者小路公秀(大阪経済法科大学)

「グローバル政治学の見地から」

 

発題:西川潤(早稲田大学)

「開発経済学の見地から」

 

コメント:

横山正樹(フェリス女学院大学)「東南アジアの例」

足羽與志子(一橋大学)「南アジアの例」

勝俣誠(明治学院大学)「アフリカの例」

田中高(中部大学) 「ラテンアメリカの例」

 

11:30~12:30

昼食

 

12:30~14:30

分科会

 

14:40~17:30

午後の部

部会 Ⅳ

「希望のデモクラシー!?」(14号館101)

司会:土佐弘之(神戸大学)

 

報告:山崎望(駒沢大学)

「熟議民主主義の可能性と限界-「聴くこと」の政治学へ向けて-」

報告:川本隆史(東京大学)

「シティズンシップの教育と倫理」

報告:加藤哲郎(一橋大学)

「世界社会フォーラム(WFS)とグローバル・デモクラシーの可能性」

報告:廣瀬純(龍谷大学)

「アウトノミア:今日のラテンアメリカにおける諸運動」

 

討論:小林誠(お茶の水女子大学)