日本平和学会九州地区研究会
「大川・水俣交流イベント:分断された地域コミュニティの対立・葛藤変容に向けた地域交流」
【日時】2024年2月4日(日)9時15分~17時
【形式】対面開催
【プログラム】
9時開場
9時15分~11時半 映画『生きる―大川小学校津波裁判を闘った人たち』上映
11時半~12時半 只野英昭さん(大川小学校遺族・映像撮影)の講演・Q&A
(昼休憩)
13時30分~ 映画『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』上映
15時~ トーク:佐藤そのみさん(作品監督、当時大川中学校生)
只野哲也さん(出演、当時大川小学校生)
16時~ 水俣×大川 交流対話(17時終了)
司会・ファシリテーション:熊本大学 石原明子
(本企画は、科学研究費補助金基盤B「分断された地域コミュニティの「対立・葛藤変容」に向けた分析と提案(研究代表者:石原明子)」との共催企画となります。
【趣旨】
水俣病公害事件を経験した水俣と、東日本大震災で津波被災をした大川小学校・校区(宮城県石巻市)は、共に命をめぐる大きな悲劇を経験し、悲しみと正義の問題に向き合う中で、地域コミュニティの人々同士の葛藤も経験してきました。本イベントでは、大きな悲しみを経験したコミュニティ(traumatized communities)、そして構造的暴力の被害を受けたコミュニティにおける経験を、コミュニティの当事者同士が分かち合い、交流することで、住民がエンパワーされて共に歩んでいくため時間をもちたいと思います。
宮城県石巻市の大川小学校の遺族の方や当時の大川小学生・中学生だった方を水俣にお迎えして、大川小学校関連の映画を鑑賞しながら、水俣と大川の交流をします。祈り・裁判・伝承といった共通した課題をもつ二地域で交流したく思います。
【参加費】無料
【共催】
科研・基盤B「分断された地域コミュニティの「対立・葛藤変容」に資する分析と提案」(研究代表者・石原明子、19H04356)
【お問合せ】
石原明子(日本平和学会九州地区研究会責任者)
メールアドレス:aishi (a)Kumamoto-u.ac.jp
※(a)を@に変更してください。
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日本平和学会九州地区研究会、中国・四国地区研究会、「平和と芸術」分科会共催企画
平和博物館展示を読み解く実践をめぐって-「原爆の絵」、応答、展示評から考える-」
【日時】2022年6月26日(日)13時~15時
【形式】オンライン開催(Zoom使用)
【プログラムと発話者】
◆あいさつ
◆展示と展示評をめぐるいくつかの視点からの発話
・桐谷多恵子氏(多摩大学専任講師)「原爆の絵に応答するとはどういうことか:企画趣旨説明を兼ねて」
・佐藤壮広氏(山梨学院大学 学習・教育開発センター)「死者が喚起することをめぐって」
・石橋星志氏(すみだ郷土文化資料館学芸員)「平和のための博物館における体験画の視点から」
◆発話を受けた応答と討論
・福島在行氏(広島平和記念資料館学芸員)からの応答
・全体討論
(司会:桐谷多恵子氏)
【趣旨】
広島平和記念資料館本館常設展示の一角に、被爆者の描いた「原爆の絵」の現物 6枚を展示する区画がある。この展示は約半年に1度入れ替えられている。現在この区画で、原爆死の死体/遺体の扱いに焦点を当てた6枚の絵が展示されている。この展示を担当した同館学芸員・福島在行氏が展示評を執筆した。
本研究会の発案者である桐谷は、展示評を読み、そして実際に展示を見学して、「原爆の絵」の持つ力をあらためて強く感じ、また展示が絵に対する応答であること、展示評がさらにそれを広げるものであることを認識した。そして、展示評に触発されることが、展示を見学する上で非常に興味深い作用をもたらすことも実感した。このような意味で、本展示と同展示評を組み合わせて議論することは、平和博物館展示のあり方や見学者の受け止め方の検討を広げ、深めるものとなるのではないか、というのが発案者の思案である。以上の経緯で、本研究会は企画された。
平和博物館、「原爆の絵」、展示評という三つのテーマは、さまざまな視角から 切り取り検討することが可能であるが、本研究会では、実際に展示評を読み、何かを受け取った3人の人文学系研究者に、それぞれの関心から発話してもらい、それを手がかりとして議論を展開していきたい。
以上の趣旨から、平和博物館に関心を持たれる皆さんに研究会への参加を呼びかけます。ご一緒に平和博物館の議論を深められれば幸いです。
【文献】
福島在行「物と人のあいだ-平和博物館において死体/遺体の表現を見るということをめぐって-」
(『ミューズ』第48号、平和のための博物館市民ネットワーク、2022.06、pp.18-25)
※『ミューズ』は安斎科学・平和事務所ウェブサイト内「平和のための博物館市民ネットワーク」のページで公開 (http://asap-anzai.com/)。
【参加方法】
当日、直接、次のミーティングルームにお入りください。
トピック: 九州・中国四国地区・平和と芸術分科会共同研究会
時間: 2022年6月26日 12:30 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/82404158924?pwd=SkV2RE5VVGpIaGR4clA4dWZaRjBJdz09
ミーティングID: 824 0415 8924
パスコード: 443673
【参加費】無料
【主催】
日本平和学会九州地区研究会、同中国・四国地区研究会、同「平和と芸術」分科会
【お問合せ】
桐谷多恵子(日本平和学会九州地区研究会責任者)
メールアドレス:kiriya(a)tama.ac.jp
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日本平和学会九州地区平和研究集会のご案内
主催:九州平和学会(日本平和学会九州地区平和研究集会)
日時:2021年11月14日(日)13:30~17:00(13:00受付開始)
会場: 基本は、Zoomを利用したオンラインでの開催となります。
長崎市民会館2F 視聴覚室 も 会場として用意いたします。
住所:長崎市魚の町5−1 TEL:095-825-1400( 公会堂前電停 バス停:市民会館前 近く)
参加費:無料 オンラインでの参加ということもあり、下記フォームでの事前申し込みにご協力ください。
https://docs.google.com/forms/d/1Ae22Jo8st_RzgL3QUu2GaofBs5M1LWKLpMEiVtfEXeM/
なお、オンライン参加希望の方には、11月10日前後にZoomのミーティングID、パスワードなどをお知らせします。
【プログラム】13:30~
司 会:木永 勝也(長崎総合科学大学)
開会の挨拶13:35~13:40:木村 朗(九州地区担当理事)
【第一部】
第1報告13:40~14:20: 戸田 清(長崎大学)
「長崎で環境と平和を考究して考えていること」
討論者のコメントと質疑応答14:20~14:35 畑山敏夫(佐賀大学名誉教授)
【 休 憩 約5分) 】
第2報告14:40~15:10 新木武志(長崎原爆の戦後史をのこす会代表)
「『原爆後の75年』の到達点と今後の課題」
第3報告15:10~15:30 林田 光弘(長崎大学 核兵器廃絶研究センター 特任研究員)
「被爆前の長崎の写真収集の取り組みについて」
討論者のコメントと質疑応答15:30~15:45 木永 勝也
【 休 憩 約5分 】
第4報告15:50~16:20 宮城恵美子( 元琉球大学教員 ・ 鹿児島市議会議員 )
「「現在の沖縄、日本、米国の関係」
討論者のコメントと質疑応答 木村 朗(九州地区担当理事)16:20~16:35
総括・自由討論 16:35-16:50
閉会の挨拶(16:50-16:55) 戸田 清(長崎大学)
2018年度九州地区平和研究集会(佐賀大学)
共通テーマ:「原発のなくなる国、なくならない国―日本、台湾、フランス」
期日:2018年11月17日(土)、18日(日)
会場:佐賀大学経済学部第一会議室
☆初日(11月17日)午後のプログラム
※総合司会:畑山敏夫(佐賀大学)、開会の挨拶:木村 朗(鹿児島大学)
司会者:石川捷治(九州大学名誉教授)、討論者:戸田 清(長崎大学)
・第1報告:畑山敏夫(佐賀大学)
「原子力大国フランスの現在―国策原発の黄昏」
・第2報告:児玉 弘(佐賀大学)
「台湾における脱原発と社会運動」
・第3報告:豊島耕一(佐賀大学名誉教授)
「玄海原発から国策原発を考える」
☆2日目(11月18日)午前のプログラム
司会者:木永勝也(長崎総合科学大学)、討論者:近江美保(長崎大学)
・第1報告:江 山(鹿児島大学大学院博士課程)
「鹿児島空襲の文献記録に関する考察―戦争記憶の構築に向けて」
・第2報告:渡邉智明(福岡工業大学)
「紛争問題における民間認証の役割ー欧米の紛争鉱物への取り組みを事例に(仮)」
・第3報告:瀬戸達也(長崎大学)・藤田泰昌(長崎大学)
「通常兵器禁止条約形成後の成果を左右する要因―対人地雷・クラスター爆弾禁止条約の比較分析―」
※ なお、懇親会を佐賀大学内の美術館併設レストラン「ソルス」で開催する予定です。参加費は2500~3000円です。多くの方の参加をお待ちしています。
※佐賀大学構内の駐車場をご利用される場合は、200円の料金が必要ですのでご注意ください。
【お問い合わせの連絡先】
・畑山敏夫(佐賀大学): hatayat(a)cc.saga-u.ac.jp、080-5284-7386
・木村 朗(鹿児島大学):kimura(a)leh.kagoshima-u.ac.jp、090-2856-0955
(a)を@に変更してください。
日本平和学会 全国キャラバン&九州地区平和研究集会
日 時:2017年12月9日(土)・10日(日)
場 所:長崎大学文教キャンパス 総合教育研究棟3階 多文化31教室
詳しくはこちら
[第1部] 全国キャラバン「社会構想としての憲法」第3回
「生活を脅かすものと憲法」
12月9日(土)14:00~17:00
司会 近江美保(長崎大学)
1 事例発表
「ナガサキ・ユース代表団」活動報告 光岡華子、野村梨紗(長崎大学学生)
2 報告
「公害及び環境問題の視点から」 友澤悠季(長崎大学)
「熊本の震災との関わりから」 東野真和(朝日新聞編集委員、南阿蘇駐在)
「原爆及び核兵器問題の視点から」 山口 響(活水高校、長崎の証言の会)
3 コメント
井田洋子(長崎大学)
君島東彦(日本平和学会会長、立命館大学)
4 会場とのディスカッション
[第2部] 個別報告
12月10日(日)10:00~12:30
司会 木村 朗(鹿児島大学)
第1報告: 吉田健一(鹿児島大学准教授)
「民主党政権下の外交政策の検証-東アジア共同体構想は何故否定されたのか?」
第2報告: 付 莎莎(フササ)(鹿児島大学大学院修士課程2年)
「米軍基地問題における沖縄差別についての一考察」
第3報告: 鄭 美香(チョン・ミヒャン)(早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程)
「忘れられた被爆者-ハプチョンの記憶と表象」
コメント: 木永勝也(長崎総合科学大学)
[懇親会] 12月9日(土)17:30~19:30 「フラワーメイト」
*できるだけ12月2日(土)までにお申し込みください。(会費4,000円)
<お問い合わせ・お申込み> 長崎大学 多文化社会学部 近江美保
E-mail: mihoomi@nagasaki-u.ac.jp Tel/Fax: 095-819-2917(直通)
*ご連絡はなるべくメールでお願いいたします。
主催:日本平和学会 九州地区研究会
共催:長崎大学 多文化社会学部
後援:朝日新聞社
<第28回九州地区平和研究集会(九州平和学会)のお知らせ>
下記の要領で第28回九州地区平和研究集会を開催します。みなさんお誘い合わせのうえ、奮ってご参加ください。(研究集会は無料・懇親会は実費)
期日:2016年10月30日(日) 9:30~16:30
会場:鹿児島大学 法文学部棟 (鹿児島市郡元1-21-24)
◆共通テーマ:東アジアの平和と繁栄を目指して◆
☆午前の部 9:30~12:30 1号館101号教室
第1報告 江 山(鹿児島大学大学院修士課程)
重慶爆撃に関する日本軍爆撃思想の変遷
第2報告 金 哲(中国・安徽三聯学院)
命運共同体と中国
第3報告 藤村一郎(日本学術振興会特別研究員[東京大学])
アジア連帯論と琉球/沖縄の視座(仮)
第4報告 新垣 毅(琉球新報社)
東アジア共同体と沖縄基地問題
討論者:木永勝也(長崎総合科学大学)/司会:石川捷治(九州大学名誉教授)
☆午後の部 <講演> 14:00~16:30 稲盛会館
第1講演 鳩山友紀夫(元内閣総理大臣、東アジア共同体研究所)
東アジア共同体と琉球・沖縄
第2講演 白井 聡(京都精華大学)
永続敗戦レジームを乗り越える:キーとしての琉球・沖縄
司会&総括・挨拶: 木村 朗(鹿児島大学)
☆懇親会 白井聡氏を囲んで
日時: 前日10月29日(土)18:00~21:00
会場: どびん (騎射場:鹿児島大学近くのどんぐり横丁) ☎099-253-4980
宿泊は各自で手配をお願いします。たとえば鹿児島中央駅そばの「シルクイン鹿児島」など。鹿児島市上之園町19-30 ☎099-258-1221
http://www.ikyu.com/biz/00081009/?ikyh=p__s_accnm&ikCo=ik000407
問い合わせ先:木村 朗〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-30
鹿児島大学法文学部Tel 099-285-7654 Fax099-285-7622
E-mail: kimura@leh.kagoshima-u.ac.jp
お願い: 経費節減のためEメールでの案内に努めています。メールアドレスをお持ちの方は下記★印アドレスまでメール送信にてご連絡お願いします。
●発信元 851-0193 長崎市網場町536 長崎総合科学大学 木永勝也
★ kinaga_katsuya@nias.ac.jp
第25回九州地区平和研究集会(九州平和学会)および第7回全国キャラバンのお知らせ
詳細はこちらのPDFをご覧ください。
11月16日(土)14:30~17:30
日本平和学会第7回全国キャラバン「北東アジアにおける平和の再定義」
基調講演:
・菅英輝会員(九州大学名誉教授)「オバマ政権のアジア戦略」
報告者:
・綛田芳憲会員(北九州市立大学)「北朝鮮の核兵器開発問題と日本」
・木村貴氏(九州国際大学)「誰が保護をするのか-『北のスパイ』とされた在日韓国人たち-」
司会者:大平剛会員(北九州市立大学)
討論者:黒田俊郎会員(新潟県立大学)
尹明憲氏(北九州市立大学)
会場:北九州市立大学(北方キャンパス)本館E-512会議室(5階)
アクセス:JR小倉駅から北九州モノレールに乗車、「競馬場前」駅下車あるいは西鉄高速バス「競馬場前・北九州市立大学前」下車
11月17日(日)10:00~13:00
第25回九州地区平和研究集会(九州平和学会)
報告者:
・芝野由和会員(長崎総合科学大学)「フクシマ─”内から目線”と”外から目線”」
・木村朗会員(鹿児島大学)「権力の暴走とメディアの加担―小沢問題とは何か―」
・熊野直樹会員(九州大学)「具島ファシズム論と現代日本の政治―”管理・監視ファシズム”到来の危機―」
司会者:大平剛会員(北九州市立大学)
討論者:石川捷治会員(久留米大学)
※懇親会は第1日目18:00から大学北門から徒歩3分の「庄六茶寮」(093-951-8873)にて行う予定です。懇親会費は¥3,000です。
出席の方は恐れ入りますが、会場確保のため10月31日までに大平までご連絡下さい。
開催校担当者:大平剛(北九州市立大学)
ohira-t(a)kitakyu-u.ac.jp TEL&FAX: 093-964-4073
九州平和学会事務局:芝野由和(長崎総合科学大学)
shibano_yoshikazu(a)nias.ac.jp
九州担当理事:石川捷治(久留米大学)
ishikawa_shoji(a)kurume-u.ac.jp
<第24回九州地区平和研究集会(九州平和学会)のお知らせ>
※どなたでも参加できますので、みなさんお誘い合わせのうえ、奮ってご参加ください。
【今大会のメインテーマ】
原発と基地は民主主義と共存できるのか-平和学はこの問題にどう応えるか
期日:2012年10月27日(土)・28日(日)
会場:鹿児島大学法文学部(郡元キャンパス)201教室(1号館二階)
〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-30 Tell 099-285-7654
(なお、入試関係の都合により、会場が共通教育棟4号館Ⅳ階13号教室に変更される可能性もあることをご了承下さい)
☆第一日目(10月27日)午後(13:30~17:30)201教室(1号館二階)
報告者および報告題目:
・荒川 謙氏(鹿児島大学名誉教授)
「FCLP施設に狙われる馬毛島-日米軍事同盟強化の生け贄」
・畑山敏夫会員(佐賀大学)
「原子力大国の行方-現代フランスの原発と政治」(仮題)
・向原祥隆氏(「反原発・かごしま ネット」事務局長)
「なぜ川内原発に反対するのか」
司会者:石川捷治会員(久留米大学)
討論者:井竿富雄会員(山口県立大学大学院国際文化学研究科)
☆第二日目(10月28日)午前の部(9:00~12:30)201教室(1号館二階)
報告者および報告題目:
・牧瀬大輔氏(鹿児島大学大学院・博士前期課程在籍)
「東アジア共同体構想をめぐる現状と課題に関する考察」
・高口僚太郎会員(筑波大学大学院・博士後期課程在籍)
「場の論理――空間理論的アプローチによる〈まちづくり〉の可能性」(仮題)
・白川俊介会員(九州大学 研究員 )
「グローバルな正義論と環境──公正な負担の配分をめぐる理論的一考察」
司会者:芝野由和会員(長崎総合科学大学)
討論者:福田忠広会員(鹿児島県立短期大学)
※なお、懇親会は、第一日目18:00より鹿児島大学生協喫茶ガロアにて行う予定です。
当番校担当者:木村 朗(鹿児島大学法文学部) kimura(a)leh.kagoshima-u.ac.jp
九州平和学会事務局:芝野由和(長崎総合科学大学) shibano_yoshikazu(a)nias.ac.jp
九州担当理事:石川捷治 久留米大学法学部 ishikawa_shoji(a)kurume-u.ac.jp