2024年 春季研究大会 分科会プログラム

(フルペーパーは大会終了後、1~2週間ほど掲載されます)

 6月1日(土) 13:30~15:30

  

・アジアと平和分科会(国際交流委員会との共同企画、ハイブリッド開催)

テーマ: 東アジア平和学対話への展望――『日中平和学対話』の再点検

司会(ファシリテーター): 加治宏基(第25期国際交流委員長)

パネリスト: 李泳采(分科会「アジアと平和」責任者)

パネリスト: 奥本京子(第25期日本平和学会会長)

パネリスト: 君島東彦(第25期国際交流委員)

パネリスト: 佐々木寛(同委員)

パネリスト: 森本麻衣子(同委員・第26期国際交流委員長)

パネリスト: 陸徳婷(同委員)

パネリスト: 黄牧宇(南京大学大学院博士生・第5回日中平和学対話参加者)

 

・戦争と空爆分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 重慶爆撃を撮影したドキュメンタリー「苦干」(仮)

報告: 石島紀之(フェリス女学院大学)「『苦干』の製作・発見経緯と内容」(仮)

討論: 小林元裕(東海大学)

司会: 伊香俊哉(都留文科大学)

 

・環境・平和分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 人新世時代の「食」を考える

報告: 平賀緑(京都橘大学)「社会的共通資本としての「食」を考える(試論)」

報告: 山本奈美(京都大学)「オルタナティブフードネットワークの課題と可能性~アグロエコロジーを軸とする 持続可能で公正なフードシステムへの転換を見据えて~」

討論: 北野収(獨協大学)

司会: 平井朗(立教大学)

 

・非暴力分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: いかにして非暴力で核廃絶は可能か

報告: 渡辺洋介(ピースデポ)「核戦争を防ぐ市民の非暴力平和運動――北東アジア非核兵器地帯構想とノー・ファースト・ユース・グローバル」

討論安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム終身名誉館長)

司会: 藤田明史(立命館大学)

 

・軍縮・安全保障分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 紛争解決学をいかに学び教えるか(ラウンドテーブル)

報告: 富樫耕介(同志社大学)

報告: 下谷内奈緒(津田塾大学)

報告: 鈴木啓之(東京大学)

討論: 草野大希(埼玉大学)

司会: 中村長史(東京大学)

 

・平和文化分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 尾崎=ゾルゲ事件と『オットーと呼ばれる日本人』との交錯をめぐって

報告: 島村輝(フェリス女学院大学教授)「20世紀共産主義の総括へー『オットーと呼ばれる日本人』劇評Ⅰ」(仮題)

報告: 鈴木規夫(愛知大学教授)「レ・コミュニストとは何者であったのか?ー『オットーと呼ばれる日本人』劇評Ⅱ」(仮題)

討論: 加藤哲郎(一橋大学名誉教授)

司会: 渡辺守雄(筑紫女学園大学教授)[予定]

 

 

6月2日(日) 12:00~14:00

 

・琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 東アジアにおける琉球独立の意義と可能性       

報告: 仲村涼子(ニライ・カナイぬ会)「琉球の反基地運動における植民地主義」

報告: 伊佐眞一(沖縄近現代史家)「東アジアにおける「琉球独立」の現代的意味」

報告: 松島泰勝(龍谷大学)「琉球独立による東アジアにおける平和の実現」

司会: 松島泰勝(龍谷大学)

 

 

・平和教育分科会(ハイブリッド開催)

 テーマ:平和教育の新たなアプローチの探求

報告  外池彩萌(筑波大学大学院)「心情主義を脱却した平和教育実践の構築―学校教育における「体験」の位置付け―」

報告 松井ケティ(清泉女子大学)「APCEIU「東アジア共通カリキュラム」と日本の平和教育での活用」

討論 杉田明宏(大東文化大学)

司会 野島大輔(立命館大学)

 

・平和と芸術分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:アート・アクティビズム!

報告:Rebecca Maria Goldschmidt (アーティスト・活動家、広島市立大学博士課程)’Hineni: Here I am! the Role of Antizionist Jewish Artists in the Cultural Intifada’

報告:五野井郁夫(高千穂大学) 

討論:小林誠(お茶の水女子大学)

司会:佐藤壮広(山梨学院大学) 

 

・平和学の方法と実践分科会(平和研究の生成と展開プロジェクトとの共催、ハイブリッド開催)

テーマ: 日本の平和研究を考える 第一弾

報告: 中村研一(北海道大学)「丸山眞男の平和論――原爆体験と『三たび平和について』」(仮)

討論: 杉田敦(法政大学)

司会: 上野友也(岐阜大学)

 

・植民地主義と平和分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: イスラエル/パレスチナ問題を植民地主義の観点から考える

報告: 金城美幸(立命館大学)「西洋植民地主義とシオニズムの入植者植民地主義―歴史的連関とその変遷」

討論: 田浪亜央江(広島市立大学)

司会: 藤岡美恵子(法政大学)

 

・憲法と平和分科会(現地のみでの開催)

テーマ: 地域外交と沖縄

報告: 君島東彦(立命館大学)「マルチトラック平和外交について考える」

報告: 小松寛(成蹊大学)「沖縄県の地域外交の変遷と展望」

司会: 河上暁弘(広島市立大学)

 

・グローバルヒバクシャ分科会(ハイブリッド開催)

テーマ: 「被爆二世問題」の内容と本質

報告:桐谷多恵子(多摩大学)「ABCCによる被爆二世の遺伝的影響調査の問題点について――森川聖詩氏の議論に着目して」

報告:森川聖詩(神奈川県原爆被災者の会二世三世支部)「1979年(昭和54年)度 「原爆被爆者二世の健康に関する調査研究」実施の経緯と同報告書(案)の内容・本質について」

司会 小山美砂(ジャーナリスト)

 

・発展と平和分科会(現地のみでの開催)

テーマ: リベラルな平和を再考する

報告: 岩間俊彦(東京都立大学)「ジョン・ブライトと平和の関係を再考する――リチャード・コブデン、モラル、そして国制主義(constitutionalism)からの考察」

討論: 尹春志(西南学院大学)

司会: 原田太津男(龍谷大学)