2023年 春季研究大会 分科会プログラム

(フルペーパーは大会終了後、1~2週間ほど掲載されます)

 

6月17日(土)12:00-14:00

 

平和文化分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:対外政策におけるイデオロギー実相と平和

報告:褚 冠華(東京大学大学院)「内政不干渉と協調外交の裏側:憲政会系政党の対外政策におけるイデオロギー実相の再考」

討論:周 橋(カリフォルニア大学サンタバーバラ校A.B.D.)

            臧志軍(復旦大学)

司会:鈴木規夫(愛知大学)

 

非暴力分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:現代社会における非暴力抵抗の意義

報告:栁澤有吾(奈良女子大学)「問い直される(非)暴力――ウクライナ戦争から考える――」

討論:木戸衛一(大阪大学)

司会:藤田明史(立命館大学)

 

戦争と空爆問題分科会(オンラインのみで開催)

テーマ:米軍の日本本土空襲を考える

報告:大日方悦夫(長野大学)「1945.8.13 長野空襲の真実」

討論:工藤洋三

司会:伊香俊哉(都留文科大学)

 

琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会(オンラインのみで開催)

テーマ:「琉球における学知の帝国主義批判」

報告:三宅千晶(弁護士)「琉球人遺骨返還に関する情報公開請求訴訟」

報告:伊佐眞一(沖縄近現代史家)「沖縄併合と学知の帝国主義ーー「沖縄学」の起源と日本のための琉球・沖縄ーー」

報告:仲村涼子(ニライ・カナイぬ会)「現在まで続く学知の帝国主義」

司会:松島泰勝(龍谷大学)

討論:松島泰勝(龍谷大学)

 

 

6月18日(日)12:00-14:00

 

植民地主義と平和分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:日本の開発協力・安保政策の転換―植民地主義の観点から

報告:藤岡美恵子(法政大学)「開発協力はあらたな植民地主義のツールとなるのか―開発協力大綱改定プロセスから」

報告:清末愛砂(室蘭工業大学)「ジェンダーと植民地主義から見る安保三文書―平和構想提言会議の提言を鍵として」

討論:上村英明(恵泉女学園大学)

司会:佐伯奈津子(名古屋学院大学)

 

軍縮・安全保障分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:核をめぐる現実と理想を問い直す

報告:佐藤史郎(東京農業大学)「拙著『核と被爆者の国際政治学―核兵器の非人道性と安全保障のはざまで』の要諦」(明石書店、2022年)書評会

討論:大芝亮(広島市立大学)

司会:中村長史(東京大学) 

 

平和教育分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:平和教育をめぐる新動向

報告:松井ケティ(清泉女子大学)「東アジアにおける平和教育の展開 APCEIU平和教育プロジェクト構想」

報告:松並知子(同志社大学)「IPV(親密な関係における暴力)の予防から考える平和教育」

討論・司会:杉田明宏(大東文化大学)、野島大輔(立命館大学)

 

難民・強制移動民分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:難民を「経験する」ということ――refugee experienceとグローバルな強制移動

報告:堀江正伸(青山学院大学)「難民だった人々のその後-東ティモール難民の西ティモールでの生活より」

討論・司会:池田丈佑(富山大学)