2021年 秋季研究集会 分科会プログラム

*Zoomなどのアクセスに関する情報につきましては後日、日本平和学会ホームページにおいて連絡致します。なお、修正の可能性もありますのでご容赦ください。

 

 

2021年11月6日(土)12:00-14:00

●植民地主義と平和分科会

テーマ:日韓関係を植民地主義の継続とレイシズムの観点から考える

報告:阿部浩己(明治学院大学)「国際法の脱植民地化と日本軍「慰安婦」/徴用工問題

討論:前田朗(東京造形大学)

司会:佐伯奈津子(名古屋学院大学)

 

●軍縮・安全保障分科会

テーマ:リベラル国際秩序を問い直す

報告:三牧聖子(高崎経済大学)「衰退の時代のアメリカ対外政策

討論:山崎望(駒澤大学)

討論:井上実佳(東洋学園大学)

司会:中村長史(東京大学)

 

●ジェンダーと平和分科会

テーマ:男性優位システムの再検討

報告:影山優華(同志社大学大学院)「フェミニスト平和研究・平和教育研究者ベティ・リアドンが論じる「家父長制」の概念の考察

討論:ロニー・アレキサンダー(神戸大学)

司会:和田賢治(武蔵野学院大学)

 

難民と強制移動民分科会

テーマ:強制移動をめぐるグローバル・ガヴァナンスの諸相———「R2P+20」の文脈から

ラウンドテーブル:

報告:赤星聖(関西学院大学)「国内避難民のグローバル・ガバナンス

報告:西海洋志(聖学院大学)「保護する責任と国際政治思想

報告:政所大輔(北九州市立大学)「保護する責任———変容する主権と人道の国際規範

討論・司会:池田丈佑(富山大学)

 

●グローバルヒバクシャ分科会

テーマ:世界の被ばく者援護制度———カザフスタンとフランスの事例から

報告1:平林今日子(京都大学)「カザフスタンにみる旧ソ連核実験被害援護措置

報告2:真下俊樹(フランス核政策研究家)「フランス核実験被害者補償法———「因果関係の推定」をめぐる攻防———

討論:山田寿則(明治大学)

司会:竹峰誠一郎(明星大学)

 

 

2021年11月7日(日)12:00-14:00

●アジアと平和分科会

テーマ:フィリピンの超法規的殺害と人権侵害

報告:山根健至(福岡女子大学)「フィリピンにおける国軍の反乱鎮圧作戦と超法規的殺害

報告:勅使川原香世子(SAC:NGO Stop the Attacks Campaign)「“Whole of Nation Approach”の現場で何が起こっているのか:フィリピン・ネグロス島の事例を中心に

討論:石井正子(立教大学)

司会:日下部尚徳(立教大学)

 

●平和教育分科会

テーマ:平和学と平和教育の対話

報告:山根和代(平和のための博物館国際ネットワーク顧問&事務局、立命館大学国際平和ミュージアム専門委員)「国際平和博物館会議の成果と課題

司会:小島健太郎(成蹊高校)

 

●平和文化分科会

テーマ:コロナ禍後のレファレントとしての20世紀戦間期平和文化問題

報告:彭 程(愛知大学大学院)「戦間期中国の教科書に見られる日本

報告:渡辺千晴(愛知大学大学院)「近代と全体主義—『七つの柱』と『1984』をめぐるディストピアの系譜

討論:徐 濤(筑紫女学園)、加々美光行(アジア経済研究所名誉研究員)

司会:鈴木規夫(愛知大学)

 

●平和と芸術分科会

テーマ:平和博物館の見え方、感じ方を言葉にしてみる試み(その一)———広島平和記念資料館を事例として-

報告:福島在行(平和博物館研究会)「平和博物館における見学経験研究の可能性———企画の導入を兼ねて———

報告:田中勝(広島市議会議員/現代美術家(芸術平和学研究))「見学経験について①」

報告:西村鈴(広島市立大学、平和活動サークルS2)「見学経験について②

報告:兼清順子(立命館大学国際平和ミュージアム)「見学経験について③」

討論:根本雅也(松山大学)

司会等:奥本京子(大阪女学院大学)

 

●戦争と空爆問題分科会

テーマ:日独における空襲の記憶と記録

報告:柳原伸洋(東京女子大学)「ドイツにおける空襲のあり方の基礎的考察

報告:長志珠絵(神戸大学)「空襲を記録・記憶と「戦災資料」

司会:伊香俊哉(都留文科大学)

 

●琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会

テーマ:琉球における脱植民地化の現代的意味と今後の可能性

報告:太田好信(九州大学)「文化人類学はポストコロニアルになれるのか?

報告:松島泰勝(龍谷大学)「琉球人における「民族」から「人種」への退化過程の可視化と脱植民地化

司会・討論:仲村涼子(二ライ・カナイぬ会)