2018年 春季研究大会 分科会プログラム

 

6月23日(土)12:00~14:00

①「環境・平和」分科会

報 告:

前田幸男(創価大学)

人新世時代の惑星政治とは何か―気候変動問題を通した理論的諸前提の問い直し―

討 論:蓮井誠一郎(茨城大学)

司 会:鴫原敦子(仙台高専)

 

②「難民・強制移動民研究」分科会

テーマ:移動のダイナミクスとプロセス

報 告:

後藤一樹(慶應義塾大学文学部非常勤講師) 

「アジールとしての四国遍路―移動の果ての対話と相互扶助の時空間」

 

討論:小坂有資(成城大学大学院博士後期課程)

司会:小泉康一(大東文化大学) 

 

③ 「非暴力」分科会

テーマ:現代日本における非暴力運動の実際と可能性

報告1:

田部知江子(東京弁護士会・日本反核法律家協会理事・原爆症認定集団訴訟弁護団)

「平和構築におけるアンガーマネジメントの可能性」

 

報告2:

田村あずみ(滋賀大学)

文化的暴力への非暴力的抵抗:現代日本における『生の政治』の考察

司会:藤田明史(立命館大学) 

 

④ 「公共性と平和」分科会

テーマ:国際関係を変化させる「ダイナミズム」の再考

報告1:

邵天澤(京都大学大学院、日本学術振興会特別研究員)

 

「プラグマティズムによる平和?―中国・西独「ベルン会談」の意義の再考―」

 

報告2:

清嶋友喜(立命館大学大学院)

「地域紛争における「ブーメラン効果」の発揮要因の分析」

討論1:宮脇昇(立命館大学)

討論2:中内政貴(大阪大学)

司会:玉井良尚(京都府立大学講師、京都学園大学講師) 

 

⑤ 「ジェノサイド研究」分科会

テーマ:ホロコーストを再考する

報告:

重松尚(東京大学大学院博士後期課程)

 

第二次世界大戦におけるユダヤ人迫害/虐殺へのリトアニア人の関与とその評価

 

司会:石田勇治(東京大学)

 

⑥ 「戦争と空爆問題」分科会

テーマ:日本の対中爆撃と中国の防空態勢

報告1:

笠原十九司(都留文科大学) 

 

日中戦争における海軍の都市爆撃

報告2:

石島紀之(フェリス女学院)

最近の中国における防空研究

討 論:前田哲男(ジャーナリスト)

司 会:伊香俊哉(都留分科大学) 

 

6月24日(日)12:00~14:00

⑦「植民地主義と平和」分科会

報告:

愼蒼宇(法政大学)

『明治150年』と朝鮮の150年―「戦争」と植民地支配の視点から

討論:検討中

司会:藤岡美恵子(法政大学)

 

⑧ 「軍縮・安全保障」分科会

テーマ:核をめぐるコミットメント

報告:

石田淳(東京大学)

核をめぐるコミットメントの不整合(仮)

討論:

高原孝生(明治学院大学)

黒崎輝(福島大学)

司会:福島崇宏(中部大学)

 

⑨ 合同開催「平和教育」分科会、「平和と芸術」分科会

テーマ:平和教育への多彩なアプローチをさぐる

報告1:

前嵩西一馬(元早稲田大学琉球・沖縄研究所)

「平和教育における『沖縄』(仮)」

報告2:

松永幸子(東京女子医科大学)

「原爆体験の継承―ラジオ番組での取り組み―」

報告3:

漆戸啓(ポップスデュオ カズン)

 

音楽が果たす平和への役割 ―実践的な教育の現場から:アフガニスタン、そしてヒロシマからウガンダまで

 

司会:田中勝(京都造形芸術大学・文明哲学研究所)

 

⑩ 「平和文化」分科会

テーマ:ユーラシアの政治と信仰をめぐる諸問題研究ネットワークの構築

報告1:

王盈(上海社会科学院宗教研究所) 

信仰と一帯一路構想及び中日学術提携の可能性

 

報告2:

鈴木規夫(愛知大学)

 

AIと〈信の構造〉―〈情報の終焉〉状況における〈ホモ・デウス〉

討論:藏志軍(復旦大学国際関係与公共事務学院)

司会:渡辺守雄(筑紫女学園大学)

 

⑪「グローバルヒバクシャ」分科会

テーマ:核兵器禁止条約とヒバクシャ―「被害者に対する援助」と「国際協力」に着目して

報告:

内藤雅義(弁護士、日本反核法律家協会理事)

 

「広島・長崎原爆にみる被害者に対する援助措置―戦後補償体系と原爆症認定集団訴訟を見据えて」

 

司 会:楊小平(広島大学)