2010年 春季研究大会 分科会プログラム

 

6月19日(土)

①平和教育、非暴力(合同開催)

責任者:竹内久顕(平和教育、東京女子大学)、松本孚(非暴力、相模女子大)

テーマ:平和の文化をつくる方法の検討 

報告:

滝口優(白梅学園短大、平和の文化をきずく会事務局長)

「『平和の文化をめざす「国際10年」自治体アンケート』の取り組みと調査結果」

名嘉憲夫(東洋英和女学院大学)

「紛争の原因と解決方法について学ぶ―東洋英和女学院大学における紛争解決教育の紹介」

討論:伊藤武彦(和光大学)

司会:竹内久顕(東京女子大学)

 

② 環境・平和

責任者:平井朗・鴫原敦子

テーマ①:脱成長の経済~成長がなければ雇用と生活は守れないのか?~

報告:白川真澄(『ピープルズ・プラン』編集長)

討論:ラウンドテーブル形式

(鶴田雅英、平井朗、他に依頼中)

司会:調整中

 

③ 発展と人間安全保障

責任者:原田太津男・佐藤元彦

テーマ:人間安全保障と外交問題

報告:

那須川敏之(創価大学)

「日本外交における『人間の安全保障』概念の有用性」

加治宏基(愛知大学)

「中国の発展観とその外交インパクト」

討論:調整中

司会:原田太津男(中部大学)

 

④ 難民・強制移動民研究

責任者:小泉康一

報告:

佐竹眞明(名古屋学院大学)

「東海地域の外国籍住民と多文化共生論」

討論:若月章(新潟県立大学)

司会:小泉康一(大東文化大学)

 

⑤ 公共性と平和

責任者:庄司真理子

テーマ:国連グローバル・コンパクトと公共性

報告:

Mariko Shoji, Keiai University

The Report of United Nations Global Compact, Business & Peace Workshop, Japan “How Business Can Contribute to Peace and Development through Multistakeholder Collaboration”

Dylan Scudder, University of Tokyo

Corporate Peacebuilding and Social Innovation, the case of Yamanashi Hitachi

司会および討論: Makiko Nishitani, 

Kobe University

 

⑥ ジェノサイド研究

責任者:石田勇治

報告:

クロス京子(神戸大学大学院) 

「東ティモールとルワンダにおける混合型移行期正義システム―構成的ローカライゼーションによる比較分析」

討論(コメンテーター):渡部真由美(東京大学大学院) 

司会:石田勇治(東京大学)

 

⑦ 琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和

責任者:松島泰勝

報告:

尾立要子(神戸大学)

「『海外県』」エメ・セゼール─島嶼の脱植民地化をめぐる考察から─」

討論:勝俣誠(明治学院大学)

報告:

松島泰勝(龍谷大学)

「琉球・太平洋諸島における開発と平和」

討論:竹峰誠一郎(三重大学協力研究員)

司会:竹尾茂樹(明治学院大学)

 

⑮ 平和運動 

テーマ:「日米安保の再検証-普天間基地問題との関連で」

責任者:木村朗(鹿児島大学) 

報告:池尾靖志(立命館大学非常勤講師) 

討論:木村朗(鹿児島大学) 

司会:石川捷治(久留米大学) 

 

6月20日(日)

⑧ 憲法と平和

責任者:君島東彦(立命館大学)

テーマ:日米安保改定50年の平和学的課題

報告:

三輪隆(埼玉大)

「米国の軍事戦略と日米安保─2010QDRを手がかりとして」

小澤隆一(慈恵医大)

「日米安保体制と財政統制」

君島東彦(立命館大)

「日米安保体制をどのように克服するか─共同体形成と脱軍事化への道筋─」

司会:麻生多聞(鳴門教育大)

 

⑨ 東南アジア

責任者:堀芳枝

報告:

木村真希子(明治学院大学国際平和研究所助手、市民外交センター)

「民族紛争と森林破壊:インド・アッサム州ボド先住民族の事例より」

日下部尚徳(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程 日本学術振興会特別研究員)

「バングラデシュにおけるテロリズムとクーデター─国境警備隊(BDR)による国軍兵士虐殺事件を事例に─」

小川玲子(九州大学)

「グローバル化するケア労働―経済連携協定による東南アジアからの看護師・介護福祉士の国際移動を中心に」

討論:アガスティン・サリ(上智大学)

司会:大橋正明(恵泉女学園大学)

 

⑩ 市民と平和

責任者:越田清和

テーマ:米軍再編とグアム

報告:

山口響(ピープルズ・プラン研究所)

「海兵隊のグアム移転―誰のための負担軽減なのか」

越田清和(さっぽろ自由学校「遊」)

「グアム島の軍事化と先住チャモロ民族の声」

討論:湯浅一郎(ピース・デポ)

司会:藤岡美恵子(法政大学)

 

⑪ 環境・平和

責任者:平井朗・鴫原敦子

テーマ②:「地位協定の環境条項をめぐる韓米の動き─主に返還米軍基地の汚染除去問題について─」

報告:林公則(日本学術振興会特別研究員)

討論:蓮井誠一郎(茨城大学)

司会:調整中

 

⑫ 平和と芸術

責任者:奥本京子

報告:

岡村幸宣(原爆の図丸木美術館・学芸員)

「《原爆の図》のある空間から―丸木美術館で考える芸術と平和」

討論:杉浦幸子(京都造形芸術大学・世界アーティストサミットコーディネーター)

司会:宿谷晃弘(東京学芸大学)

 

⑬ 戦争と空爆問題研究会

責任者:荒井信一

報告:

内藤光博(専修大学)

「空襲被害と平和的生存権-戦争被害に対する憲法的補償の法理について」

司会:一瀬敬一郎(弁護士)

 

⑭ グローバルヒバクシャ

責任者:高橋博子・竹峰誠一郎

テーマ:ヒロシマ・ナガサキの探求

報告:

濱谷正晴(『原爆体験』の著者)

「原爆体験―その全体像をもとめて」

西岡由香(漫画家、長崎大学等非常勤)

「漫画による被爆体験の継承―『8月9日のサンタクロース』を出版して」

討論:桐谷多恵子(広島市立大学広島平和研究所)

司会:田部知江子(弁護士)